スペシャルと架け橋
わたし、エレクトリックベース、ギター(スチール弦)、ピアノの音がすごく好きかも。。。
音の性質そのものが根本的に好きっていうか。
これって、本好きのひとが、本屋にいるだけで幸せ、っていってる感じに近いかも。(違ったらごめん…汗)
極端な話、ピアノの音ならたいていなんでもいいみたいな感じで。。。楽器売り場に展示してある一番お求めやすい価格のピアノのドのシャープを、素人の方がひとさしゆびでティーンと鳴らした、みたいな、そんな音でも、十分に、好き。
ギターとか、弾き終わったひとが脇に置こうとしてちょっと何かに軽くぶつけちゃったりして弦がディ~~~ンと響いてしまった、みたいな、そんな音でも「ギターの音、やっぱイイ~~(*´∇`*)」てなる。極端な話。。。
逆にね、人の声とか、管楽器の音って、基本的にはあまり好きな部類の音ではないかも。。。
ただ、オアシスのリアムの声めちゃくちゃ好き、とか、いろんなひとが話してる音源で途中からジョン・レノンの声がひゅっと入ってくると、その声質にいろんな感情(いい意味)がぶわっと喚起されちゃうとか。そういうのはあるなあ。
この曲のなかでこんなふうに使われてるトランペットの音だったら好き、とか、このひとのこの名演は凄い! カッコイイ!!とか。
どんなひとの声でもいいんじゃなくて、リアムの声、ジョンの声なら好き、どんなトランペットでもいいんじゃなくて、このひとのこの演奏なら好き、みたいな。
なんか最近ゆきづまってるなーとか、八方ふさがりになっちゃってるなーとか、今の自分にはない部分からのブレイクスルーが必要なときだなー、とか思ったりして、「よし! 自分の世界を広げよう!」ってなったときに……そういう「ジャンルを超えて好きと思わせてくれる存在」って、重要な架け橋っていうか、道案内役になってくれる気がする。
自分にとってまったく未知の分野に、何のきっかけもなくポンと飛び込むことってあまり考えられないし、いざやろうと思ってもとっかかりなくて難しい気がする。
そういうときに、「この声なら…」みたいな部分から少しずつ敷衍していくのって、自分という枠を広げていく有効な手段かな、って。
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