ハッピーエンドだと思うひと、この指と~まれ♪ ( ̄∇ ̄)b

ちょっと前にね、「楽しみだった思い出のドラマは?」みたいな話題があって、いろいろ記憶を繰ってみたのね。

んで、わたしの「思い出のドラマ」っていうと、かなり昔のになっちゃうんだけど、、、

『高校教師』! 真田広之&桜井幸子!!

当時ギリギリ小学生だったけど、みてたよ。マセガキだよね…(;^_^A


まず、あの音楽。森田童子。なんであんなに合うんだろ。。。

時系列でみると、音楽が先につくられてるわけだよね。ストーリーづくりにおいて、いくぶんかは音楽にインスパイアされてるところがあるのかなあ??

か、奇跡的にぴったりくるやつを探し出してきたのだろうか???

いずれにせよ、プレシャスすぎるマッチング。


ときどき、映画とかで、音楽が凄すぎて、観た後、プロモーションビデオみたいな印象が残る作品もあるけど、このドラマについては、そこらへんのバランスも全然違和感無かった。

映像(ストーリー)も音楽も、それぞれ、あれだけパンチ力(いい意味で)あるのに、どっちかがどっちかを喰っちゃってるわけでもなく、減衰しあうこともなく、「1+1」が、しっかり「1と1」以上のものを生み出してる感じで。

相乗効果、ってこういうことなんだろうな、と思う。


あと、印象的な場面とかモチーフとかも、多かったなあ。

パペット、っていうのかな、手ぇつっこんで、「こんにちは」とかできる人形。主人公の女子高生が、猫モチーフで、その人形を手づくりしてて。好きなひと(オス猫)と自分(メス猫)に似せてつくってて、かわいんだ。これが。


で、内容的には高校教師と女生徒のラブストーリーなわけだけど。


男教師の、なんというかこぅ、イノセントな感じと、対する女生徒の、決して下品ではないのに、イノセントさに乏しい感じ…

だからかな、ふたりが魅かれあうということ、次第に互いの感情や人生を分かち合っていくということに、説得力があるっていうか。。。


ググってみたら、wikipediaに脚本家の言葉があって……

ラストシーンの解釈には、視聴者ごとにさまざまな見解があっていいけれど、ともあれ、このストーリーはハッピーエンドなのだ、と。(※)

……なんか、すごく、わかる感じ。


だから、わたしはこのドラマの世界に入り込んでいけたのかも。


もしも、「え? ハッピーエンド? これが??」と感じるひとがいたとしたら(いないかもしれないけど)、作中のあらゆる場面や設定に、違和感を感じてしまうんじゃないかな??

……とか、そんなことをね、思った。


わたし、基本的には「感情の機微描きました」系の、バリバリ”半径5メートル以内”的ヒューマンドラマが好きで、普段はドラマティックな設定より現実的な設定の作品を好むんだけど……

近親相姦とか強姦とか、非日常的、ジェットコースター的設定がバンバン盛り込まれてるこの『高校教師』の世界に、なぜか違和感なく入っていけたんだよね。


ドラマなり映画なり作品全般にいえることだけど、根底に流れる価値観が、作者と自分(視聴者)とで異なる場合、いろんなところに違和感を感じて、いちいちつまづいて、作品世界に入っていきづらい気がする。


そういう点でいえば、この『高校教師』制作者の価値観・世界の見方に通底するものが、わたしのなかにもあるんだろうな。表面的な嗜好を超えて、そこに響いてきてるのかも。

あのラストシーンをまぎれもないハッピーエンドだと感じる、わたしの価値観。てか、恋愛観っていったほうがいいのかな…

めっちゃ重いw ょ! d(゚∀゚)

あ、ゴネる系の重いじゃないよ。(そのへんのとこは7月16日のブログに書いてあるからよかったら読んでみて! まあ、ひとことでいうと”ぼっち耐性”高いので「イイコで待ってる\(^-^)/」系の女、という感じですな…)


ちなみにコレ。わたしの恋愛観。↓

「たったひとりを深く強く愛し、たったひとりから深く強く愛される。それを、人生の基盤に据える。万一、環境が愛を引き裂くようなことがあれば、愛するひとと固く抱き合い、愛を永遠にする。」


「環境が愛を引き裂く、てw なにひとりで思いつめてんの?!www」って、まあ、当然思われるよね…(^_^;)


ただね。

いつか、もしいつか、わたしのことを疑わしく思うことがあったなら、「そういえばずっと前、あいつ、あんなこと無駄に暑苦しく語ってたな…」と思い出してほしいんだよね。。。

それだけの話。


わたしは基本的に、破滅願望とは無縁の、立ち直りもあきらめもむっちゃ早い、超・現実主義者なんだけど。

ここ数年あれこれあって、「人生、頑張っても立ち向かっても、どうにもならんことってあるなあ、、、(遠い目) 」と、しみじみ痛感したわけでございますよ。。。


頑張るだけ頑張って、やれることは全部試して、それでも、だめなときはもう、愛するひとと末路を共にするーーー


そのくらい腹くくって、そこからスタートしたほうが、本当に自分にとって大事なものを大事にして、強く、生きられそうな気がする。

逆に、愛するひとと抱き合って逝く、それ以上のしあわせなんて、ない気がするんだよね。

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関係ないけど、最近スティングにはまって、ポリス・スティング・ポリス・スティング…みたいな感じで、ひとりスティング祭り開催中♪(^_^;)