ガンダムUCの「 ……(´Д`) 」
ガンダムUCを観ましたですよ。
ものすごーーーーーく、心の揺れる作品だった!!!!!(T-T)
観た後、冗談抜きで2日間くらいUCのことばっか考えて夜もよく眠れなくなるくらいに。。。
100%、観てよかった。観た人の心をここまで揺さぶるって、まぎれもなく作品の力だと思う。作品力。
で……現時点での、ガンダムUCに対するわたし(ガンダムをまだフルコンプリートしてない初心者)の率直な感想……
「 ……(´Д`) 」
なんで、、、なんで、、、なんで、、、
「ボク、死ぬ直前に赦されちゃったりしたい~ いい気分で死にたい~~ え? 後に残された孫たちの人生? そんなん知らんよ、だってボク、もうすぐ死ぬしw」
こんな、こんな、、、自称「稀代のテロリスト」であるアレルヤ・ハレルヤもビックリの、ユスルヤ・タカルヤでブイブイいわしてた元・テロリストじいさんの自己満足のために……いったいぜんたい、何人死んでるんだ………(´Д`)
「 ……(´Д`) 」
しかも……
そんな、もぅ、絵に描いたような「地球の引力に魂を引かれた者(俗物系)」のじいちゃんに、、、、、
ミネバ様、陥落………orz
ハマーンが生きておったら、さぞや無念だったことであろう……。・゚・(ノД`)・゚・。
もちろん、そのあたりのディスコミュニケーションの無力感は、視聴者として、これまでのガンダムシリーズでもすでに充分すぎるほど充分経験済みではあるのだけど……
同質の嫌悪感を抱えるハマーンとリィナなら、そこを接点にして意思疎通を試みる方法もあったはずなのに……結局、リィナが身を寄せるのは「地球の引力に魂を引かれた者(堅物系)」のセイラさんのとこだったり……。
まあ、単方向のコミュニケーションであれ、ハマーンはジュドーとの出会いに納得して自分で折り合いつけて死んだわけだから、それはそれでいいのかもしれんけど。。。
(このハマーンの最期が、今回のサイアム・ビスト翁の最期と対照的に思い起こされ、さらに「 ……(´Д`) 」。。。)
まだガンダムフルコンプしていないとはいえ……ジオンの漢【ルビ:オトコ】たちが散っていくさまの数々を目の当たりにしてきた身としては………ミネバ様の、このようなかたちでの陥落は、さすがにこたえた。。。(>_<)
いや、ただ、その、あの……違うんです!!!(←何がだ)
決して、作品に対するマイナスな評価としての「 (´Д`) 」ではないんです!!! それは決して違う。断じて違う!!!
ネガティブな意味ではなく、「リアリズムの勝利」的な意味での、「 ……(´Д`) 」なんです!!!
なんだろう……
リアリズムのチューニングが、なんかファーストガンダムっぽいなって感じて。。。
そのチューニングが、わたしは作品としてもの凄く好きで。
うまく伝えられるか自信がないのだけど、わたしが「現実(リアル世界)」に対して抱いてる感想が「 ……(´Д`) 」だから、UCに対する感想も「 ……(´Д`) 」になったのかな?って。
これが「表現力(リアリズム)の勝利」でなかったらなんなんだ、っていう話。
おそらく、この世界に対して「 (≧▽≦) 」っていう感想(現実認識)をもっておられる方だと、ガンダムUCに対する感想も「 (≧▽≦) 」になるのだろうし、「 ヽ(`⌒´)ノ 」っていう感想を抱いておられる方だと、ガンダムUCに対する感想も「 ヽ(`⌒´)ノ 」になるのかな???とか、想像してる。
なんか、UC観たら、真心ブラザーズの「人間はもう終わりだ!」って曲思い出した。。。
人間はもう終わりだ! クズばっかりで何も進まねえ
ユメは埋立地に捨てろ 平和なんか一人のバカがぶっこわす
いつか死ぬ いつか絶対死ぬいつか死ぬ いつか絶対死ぬ
死んだ後も名を残すなんて 欲のかきすぎだ
~
人間はもう終わりだ! 人間はもう終わりだ!
人間はもう終わりだ! 人間はもう終わりだ!
オイ、人間 もう終わりか? オイ、人間 もう終わりか?
オイ、人間 もう終わりか? オイ、人間 もう終わりか?
ちなみに……わたし自身が「この世界」に対して抱いてる感情って、こういうの↓(以前、ブログに書いた文章抜粋)
「愛」がなければ、もう、こんな世界のなかに生きる価値なんて見出せないよ。正直。
こうなった直接的なきっかけとしては、それまでの人生でコツコツ積み上げてきたものが一気に瓦解する瞬間とか、そういうのに遭遇したことが大きかったんだけど。(分析・反省して、今後同じ失敗は絶対にしないようにするけどね。)よくよく考えてみれば、結局、ジョン・レノンが40歳で撃たれて死ぬようなこの世界なんて、わたしにとって生きやすい世界なわけないんだよね。そもそも。
ジョンみたいなひとが40歳で不当に命を奪われる世界なんて、わたしのような価値観に照らせば所詮それだけのものなんだろうし、そんな世界に何かを期待しても仕方ないよね……っていう、なんか、そういう絶望感みたいなのが、胸に巣食っちゃってるんだよね。完全に。
(※もちろん、似たような価値観や感覚をもった人間のなかにも、凄いひともいれば無能なひともいるわけで、当たり前だけど、わたしにジョンみたいな才能は皆無。いわずもがなだけど…汗)
自分がうつくしいと感じるものが燃え尽きていったり、足がすくむくらい汚いものみたり、違法駐車してる車を避けようとした車が対向車とぶつかりそうになって謝ってるのにちょっとの不注意を延々責められ続けててその傍らを違法駐車してた車が悠々と立ち去っていく……みたいなことばっか巷にあふれてたり。。。
そんな現実ばかり目の前に突きつけられてくると「この世界に、そんなにがんばってまで生きる価値、なんかあんのかな?」とか、つい思っちゃったりもするけど。。。
そんななかでも、「愛」があれば、自分でびっくりしてしまうくらい強くあれるってことも、やっぱり事実で。
それに気付かせてもらえる瞬間の、清水のようなさわやかさが胸を抜けていく感じは、やはり、一瞬にしてどんな苦労にも報いてしまうほどのもので。
こんな瞬間があるのなら、この世界は、やっぱり、走りぬくに値する場所なんだろうって、素直にそう思える。
わたしはこういう現実認識・価値観の人間なので……
ファーストの、徹頭徹尾孤独なアムロの姿にまぎれもない「リアル」をみて。すごく心動かされて。
Zで、そのどうしようもなく・救いのない現実の上に、ほんのりとした光、現実の半歩先の、リアルな希望をみせてもらって。心わしづかみにされて。
そういう意味では、ガンダムUCはファースト系統の、「どうしようもない現実をどうしようもない現実のままに、ありのままに描き出す系」の作品なのかな……って感じた。現実と希望の配合割合、みたいな意味で。
(最後にちょっとララァとかアムロとか出てきて、「わかりあえる者同士はわかりあえる者同士で、もう魂版でよろしくやります」的な、Z系の光もちょっとあったかもしれないけど……)
で、ファーストに対するZみたいな位置づけの作品が、UCにとっては∀なのかな???とかも思った。
ファースト ― Z
UC ― ∀
←身も蓋もない現実 ほのかな希望→
みたいな印象。
長さの関係もあるのかもしれないけど、ターンエーガンダムではWディアナ様が(逆ギレして?)アグリッパを刺し殺そうとした後のことまで描かれているよね(・∀・(・∀・)
そのほか、UCに関して感動したところは、また追い追い書いていくね(^-^) 相当いっぱいある! 感動したところ。
まずもってミネバ様のビジュアルが、ものすごく素晴らしいと思ったし。
(あの、幼い頃の面影を見事に残し、かつ、見事に凛と美しく成長させてあって……これがプロのお仕事というものかと圧倒された感じ。。。)
ユニコーンガンダムの一角が左右にパカーン☆(`・ω・´)てなるところも、おぉっ!!て感動したし(・∀・)
「ラプラスの箱」っていうモチーフの設定・継承(ターンエーから?)の仕方にも、思わず唸らされたし。。。凄い。
どうしたらこんな意外かつ納得感のあるかたちで具現化・結晶させられるんだ。素晴らしすぎる。。。
そのほか、胸アツな描写もすごく多くて。。。
(まだフルコンプしてないわたしですらこんなに胸アツになるくらいだから、ガンダムを長期に渡って継続的に追ってこられたガノタの方々の胸アツ度合いは、そりゃもうハンパないだろうと想像……)
ハマーンの孤独やミネバ様の幼少期に思いをはせると、ミネバ様にバナージがいたことも胸アツだし(*^^*)
それに、プル(1号のほう)の死に際してのジュドーのノーダメージっぷりに地味にショックを受けてたわたしとしては、マリーダ周辺とかもう、胸アツも胸アツも胸アツよ……(T-T)(T-T)(T-T)
そうよ…そうだよ……「それでも」。
それでも………
それでも…………
わたしの理想のリーダーはシロッコだぁあああああッッッ(T0T)
フル・フロンタルとか、なんかめっちゃ最前線みたいな名前やけど、めっちゃ最前線なんはパプティマス様やからな!(`・ω・´)キリッ (いや…まぁ、、、アグリッパかもしれんけど……)
※あずなはフル・フロンタルをフル・フロンティアか何かと空目しているようです※
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