欠落とツッコミ。
わたしって、”いろんなひとが協力し合って育ててくれた”みたいな感じの育ち方をしててね……
それで、わたしのパーソナリティには、なんというか、こう、いろんなところに”お見合い事故的な空白”がある感じ。
あ、「お見合い」っていうのは、「…ご、ご趣味は?」の、あの「お見合い」じゃなくて、”アマチュアバレーボールチームの凡ミス”的なほうね。
レシーブの構えをしてる選手と選手の、ちょうど真ん中あたりにボールがきて、誰も受けずに ボテッ と落下、みたいな。
選手A「あなたがとると思って…」
選手B「わたしもあなたが受けると思って…」
選手C「どっちかがとると思ってたら結局誰も取らないから急いで前進したけど、わたしの立ち位置からはとうてい無理だったわよ…」
……みたいな?
まあ、うちみたいな”バトン型子育て”ならではのメリットも多分にあったと思うし、そういう生育環境自体が悪だといっているわけではないのだけど。
血縁の家族との関係については、もうまったく悩んでないし。
で、そういう”手付かずの空白”と、それをかばいながらも何とか社会に適応するために発達させ(過ぎ?)た部分(いちおうは長所?)とがあって、わたしのパーソナリティはかなりデコボコらしい。
そういう”空白”を、10代後半以降、とくに社会に出てから関わった方々に、ずいぶん埋めてもらったな、という実感がある。
仕事を通じた部分に関しては、とくに、お客様に育てていただいたという面が、とても大きかったと思う。
その、新たに拓かれたばかりの、いわば、幼児レベルの”おnew”な部分(人生取り戻し系)や、埋めきれずにまだ欠落したままの部分。
それらと、長い間、欠落をカバーするために、ときに年齢不相応に徒長させてきた部分。
そのパーソナリティのアンバランスさが、人間関係において障害になったり、誤解を招いたりする結果になっているのも事実。
「おとなしそうに見せかけておいて、実は腹黒い」とか、「ぶりっこすんな、カマトトぶんな」みたいな反応が返ってきたり。。。
(⇒わからないところは本当に深刻にわからないのです……orz)
あとは凹部分だけに着目された結果、ミスマッチな出会いを呼び寄せてしまうとか。。。
(⇒「えっ?!こんなこともわからないの??!」みたいなところがあっても、何もかもがわからないわけではないのです……orz)
ある程度親しくなった後、「最初、”絶対、何か裏がある”と思ってたけど……素なんだねw」といわれたことも。。。
あと、誤解を生んでいる、というより、わたし自身がまだ充分に自覚できていない欠落、その自覚の無さが人付き合いの障害になっているケースも多々ありそう……
ただ、そういう自覚の無い部分に関して、こんなイイオトナ(30過ぎ)にもなって、大人対大人の関係のなかで、「ご指摘ください」なんてこちらからお願いするっていうのも、筋違いな話で。
ご指摘いただくまでもなく、「なんだコイツ」って思われて当然で、もしご指摘いただけたなら、それはありがたいこと、というレベルの話だったりするから。
昔、取引先のお世話になっている方から、
「あずなちゃんのブログからは【仕事くれー!】の叫びしか聞こえてこないw」
ってご指摘いただいたことある…(;^_^A
その方と共通の知り合い(女社長さん)が、ブログでご自身の趣味などを公開されていたのだけど、
「あずなちゃんも、○○(女社長)さんみたいに、【焼肉大好き♪】みたいなブログを書いたほうがいい」
ってアドバイスもいただいて。
「ターゲット絞って正面から狙い撃ち!!!」で視野狭窄に陥りがちなわたしには、重要な視点・気付きだった。
一度そういう視点でみてみると、他人の情報発信も違って見えてくる。
その方からは、社会人として、大人として、職業人として、大切なことをたくさん教わってきた。
こういうふうに率直にいってくださる方って、わたしにとって、ほんとに、ほんとに、何よりありがたい存在で。
で、そのときのアドバイスをふまえて、今、親しい関係のひとにとくに用件もなく電話するようなノリのブログも書いてる。
【焼肉大好き♪】までは、ライトに仕上げきれてないけど…(;´▽`A``
あのときのアドバイスが無ければ、価値観や家族に関する考えを直球で述べるような文章しか展開していなかったと思う。
何となく、すでにお察しくださってるかもしれないけれど、わたしって根っこの部分では、ホントに、自分でもドン引きするくらい、おカタい人間なんだよね……。
社会に適応するために、ライト感覚装ってはいるけれども。。。
ふにゃふにゃ笑ってテキトーにしてばかりもいられないような場面で、ひょろっと出てくる、真面目さといっていいのかわからない感じの、隠し切れない真剣さというか、直線的すぎる基本姿勢みたいなのに、引いちゃうひとはかなり多いと思う。
だから、基本的には、このブログでも、そのおカタさを、素直に表出しておきたいという思いはある。
人生のパートナーシップを組むとしたら、その点をあらかじめ踏まえてもらっておいたほうが、いざというとき安心だから。
だから、シリアスネタに ピン ときてくれるひと、そこを中心に見据えて書く、それが基本線なんだけど。
でも、「いつもこんなノリじゃないんだよ。わたしにはこんな一面もあるよ」っていう多面性、立体感・リアリティ・人間味をみせてく意味で、【焼肉大好き♪ブログ】は重要だよな、ってしみじみ思う。(まだ、うまく実現はできてないけど……(;´▽`A``)
そんなこんなで。
別に、具体的なアドバイスというかたちでなくても。ちょっとした反応レベルでも。
「それおかしいでしょ!絶対w」って、率直に突っ込んで(表出して)くれるひとの存在って、わたしにとって、ものすごく、ものすごく、大きかったりするんだよね。
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