立体感と深さ

10年近く前にテレビを捨てちゃってて、今も日本のテレビを見る機会はまったくないので、流行はおろか芸能人の声とかも、ほとんど知らないかも。。。


インターネットは好きなので、息抜きに芸能人ブログを読むことはたまにあったりしたのだけど。(でも、最近それもないかも…)

ただ、ブログでその方のお宅の夕食の献立を知っていても、そのタレントさんが動いてしゃべってる状態を見たことがない…みたいなケースが大半だったかなあ。。。


たまーに、YouTubeでアーカイブされているテレビ番組(一部)を見たりすることはあるんだけど……

ブログの二次元(?)でしか知らなかった芸能人が、画面の中で動いてるのを目の当たりにすると、「○○さんて、こういうしゃべり方するんだ!」みたいに、新鮮・意外な感じが結構あるかも。


TV画面のなかにいる、動いてるそのひと。

ブログのなかにいる、動かないそのひと。


確かに、動いてるほうが、情報量としては格段に多いわけだけど。

でも、三次元(?)だから、そのひとについて二次元(?)よりも正確に理解できてる、ってわけでもないんだろうな。


動いてる状態だと、そのひとの全体像を(内面も含めて)、比較的立体的に把握できるのかな。

立ち止まって話すそのひとの言葉に耳をすましていると、そのひとの奥を、比較的深く理解できるのかな。


立体感と深さ。

日常は立体だから、わたしは深さに飢えてるよ。