キレイな子をみて思うこと。

才能、美貌とか体格とか……生まれながらの条件に恵まれてるひとにはかなわないな、って正直に思うのは、やっぱ、そういうひとって、早い時期から機会に恵まれてるんだよなあ。

で、その機会をちゃんと経験に変えてきてる。


顔が美しかったりすると、若いうちからやっぱそれなりの男性に見初められたりしてて、結果、いろんなお誘いとか受けることがあれば、感受性とか世界とか広がるだろうし。

もちろん、若いうちからいろんな経験をするっていうのは、いいことばかりじゃないかもしれないけれど、それはそれで、紛れもなく自身の知見につながるわけで。


美人さんとか才能に恵まれてる女の子って、同い年でもより広い世界を知ってた気がする。学生時代を振り返ってみて、今思えば。

わたしみたいなおぼこ娘がアタマみつあみにしてボサッとしてる間にも、いろんな世界を見てたんだよね。きっと。そういう子たちは。


で、当然、いつまでも生まれもったものだけで勝負できるわけじゃなくて。

そのうち、自分より若くてかわいい子にかつての地位をおびやかされたりするはずで。

でも、誇りとかプライドとかって、防衛戦のほうがはるかに近道、っていう気がする。


わたしみたいなんが「いいオンナになろう!」とかって、ロッククライミング的に這い上がることと、いいオンナとしての”容れ物”をあらかじめ手にしちゃってるひとが、その中身を満たしたり、定期メンテしたりすることを比べたら、それは全然もう、歴然とした差がつくわけで。

そんな子たちだって、最初は皆ハリボテだったのかもしれないけど、そうこうしてるうちに中身が伴ってくる、みたいな。


そしたらもう、スタートラインがアレなわたしなんかは、到底太刀打ちできない。


そもそも、地位とかプライドとか一度も手にしてない人間の場合、まずそのメリットを実感してないから、這い上がるモチベーションがそもそも湧かないって問題(?)もあるし。

与えられて奪われるって順番のほうが努力を引き出しやすいって、マーケティングだったかマネジメントだったか、ソレ系の記事に、なんかそんなこと書いてあった気もする。


ずっと若い頃は単純に、

「ある程度年齢いって、美の価値が相対的に下がれば、そこからはもう、努力組の時代だ!(`・ω・´)」

とか思ってたけど、実際問題アラサーになってみると、ま、現実は厳しいよね(;^_^A